ガンの余命

ガンの余命とは平均値ではなく、生存期間中央値のこと

ガンになって治療が難しくなったときに、医者から余命を告げられることがあります。

この余命について、あまり良く理解できていない人が結構多くいらっしゃいます。

そこで、「余命とは何か」について考えてみましょう。

例えば、「あなたは余命3ヵ月です」と言われると、
多くの人が「あと3ヵ月ぐらいしか生きられない」と思い、
「治療しないと3ヵ月で死ぬ」と受け取ってしまいます。

ガンと診断されただけでも、頭の中は真っ白なのに「余命3ヵ月」と宣告されたりすれば
もうどうしようもなく、ただ、オロオロするばかりです。

そうならないためにも、余命とは何かについて知っておく必要があります。

余命とはその人が残りどれだけ生きられるのかということを意味しますが、
余命宣告通りに死亡するケースはあまりありません。
たとえ末期がんでも、余命の幅は驚くほど広いんです。

なぜなら、「余命とは平均値ではなく、生存期間中央値」だからです。

・生存期間中央値

生存期間中央値とは、その集団において50%(半分)の患者さんが亡くなるまでの期間のことです。
例えば100人の患者さんがいたら、50人目が亡くなった時点が生存期間中央値ということになります。

このグラフは、胃がんや肺がん患者さんの生存期間を示したものです。
この右肩下がりの曲線を「生存曲線(指数関数曲線)」と呼びます。
この場合、過去のデータにおける生存期間中央値は1年ですので、同じ状況のがんになった患者さんの余命は1年と宣告されます。


余命1年ですが、もっと早く亡くなる患者さんもいれば、5年生き続ける患者さんもいて、幅広い分布になっています。

このように余命の幅は大変広く、宣告よりかなり長生きできる可能性が高いということを理解しておきましょう。


⇒余命3カ月から甦ったガンの食事療法

 

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