ガンは遺伝するか?

ガンとは一体何者なのでしょうか?

私の友人にはガンで苦しんでいる人間が何人かいます。

その内の一人がよく口にするセリフがあります。

それは
「うちはガン家系だから・・・」
「親がガンで死んだから、おそらく自分も・・・」
というものです。

ガンは遺伝するものなんでしょうか?

私が尊敬する近藤誠先生の「余命3ヶ月のウソ」に書いてありましたが、
「ガンには遺伝子が関係しますが、一部の例外を除き、遺伝病ではありません。」
ということらしいです。

では、ガンとは一体何者なのでしょうか?

ガンは、ウイルスのように外からきたものではなく、
もともと自分の体の中にる正常な細胞がちょっと変化して育ってきたものなんです。
そして、ある日突然生れるのではなく、何年も何十年もかけて育ってきます。

正常細胞とガン細胞はどう違うのかといえば、行儀正しいかどうかの違いなのです。
正常細胞は自分が属している臓器や組織の働きを乱さないように規則正しく分裂したり、分裂をやめたりします。

例えば、胃や腸の上皮の細胞は1週間前後できちんと入れ替わります。
また正常な細胞は「傷ができたら増殖してふさぐ。治ったら増殖をやめる」し、
顕微鏡で見る顔つきも、細胞の形が整っているというから、本当におかしなものですね。

一方ガン細胞は、お行儀が悪く、無秩序に分裂して、体からの命令を無視して勝手に増殖を続けます。
細胞の形も崩れてぶさいくな顔つきらしいです。

ところで、抗ガン剤は身体に大きなダメージを与えるとよく言われます。

その理由は、ガン細胞と正常細胞の遺伝子は、構造や機能がほぼ共通しているからです。

ですから、ガン細胞を殺す抗ガン剤は、必ず正常細胞も殺してしまうことになるからなんです。


 

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